オーガスタへの行き方 ── 日本から会場までの道筋

マスターズの舞台、オーガスタは、ジョージア州の小さな街です。
日本からの直行便はなく、たどり着くには、いくつかの乗り継ぎと、最後の車移動が必要になります。
基本の道筋は、世界有数のハブ空港であるアトランタを玄関口とし、そこから車でおよそ2時間半。
ここでは、空港の選び方から現地での足まで、オーガスタへの行き方を整理します。

玄関口は、アトランタ

日本からオーガスタを目指す場合、もっとも素直な玄関口がアトランタです。
デルタ航空が、東京(羽田)とアトランタを結ぶ直行便を運航しており、所要はおよそ14時間。
日本からアトランタへ直行で飛べる航空会社は、現在このデルタのみです(2026年6月時点)。
アトランタのハーツフィールド・ジャクソン空港は、世界でも有数の発着数を誇る巨大なハブで、乗り継ぎの便も豊富です。

アトランタからオーガスタまでは、州間高速道路I-20を東へ、約150マイル(240キロ)の道のりです。
所要は、交通量にもよりますが、車でおよそ2時間半。
鉄道の便はないため、ここから先は車での移動が基本となります。

オーガスタ地域空港という選択肢

街の近くまで空路で入りたい場合は、オーガスタ地域空港(AGS)という選択肢があります。
市街地から7マイルほどの距離にある小規模な空港です。

ただし、就航する便は限られます。
デルタ航空はアトランタ経由、アメリカン航空はシャーロット経由と、いずれも乗り継ぎ便のみで、直行の大型路線はありません。
座席数も多くないため、大会週は予約が取りにくく、運航も混み合います。
早めの手配が欠かせません。

なお、この空港はプライベート機の受け入れにも対応しており、大会週には多くの自家用機が発着します。

ほかの玄関口

アトランタ以外にも、玄関口になりうる都市があります。

ノースカロライナ州のシャーロットは、アメリカン航空のハブであり、オーガスタまでは車でおよそ2時間半。
サウスカロライナ州のコロンビアは、より近く、車で1時間半ほどの距離です。
乗り継ぎの都合や、前後の滞在地の組み合わせによって、これらを選ぶ余地もあります。

アトランタからオーガスタへ、四つの足

アトランタに降り立ってから、オーガスタまでの移動には、いくつかの方法があります。

第一に、レンタカー。
もっとも一般的な手段です。オーガスタは街が広く、到着後の移動にも車が要るため、最初から借りておくと動きやすくなります。

第二に、ハイヤーや専属ドライバーによる送迎。
費用は上がりますが、フライトの到着に合わせて待機してもらえ、乗り換えなく目的地まで運んでもらえます。
長時間の移動を、静かな車内で休みながら過ごせるのも利点です。

第三に、ライドシェア。
手軽ではありますが、大会週は当てにしにくいのが実情です。
長距離の依頼を敬遠する運転手も多く、需要が集中する時間帯には料金が大きく跳ね上がります。

第四に、シャトルやバス。決まった時刻での運行で、所要は3時間から4時間ほど。乗り継ぎの時間が読めない場合には、不便を感じることもあります。

確実性と快適さを優先するなら、専属ドライバーかレンタカー。
費用を抑えるなら、シャトルやバス。判断の分かれ目は、ここにあります。

駐車場と、大会週の渋滞

オーガスタ・ナショナルには、無料の指定駐車場が用意されています。
会場近くの所定の区画に停められますが、人気のため早い時間に埋まります。
早めの到着を心がけてください。

大会週は、会場周辺で交通規制が敷かれ、道路も混み合います。
とりわけ朝の入場時と、夕方の退場時は、相応の時間を見ておく必要があります。
時間に余裕を持った計画が、当日を落ち着いて過ごす鍵になります。

手配は早めに

オーガスタへの道のりは、乗り継ぎと車移動を含めて、それなりに長いものです。
直行便がなく、大会週は航空便もレンタカーも需要が集中します。
だからこそ、手配は早いほど安心できます。
空路と陸路、そして宿泊までを見通して、余裕をもって動いておきたいところです。

参考文献

  • Delta Air Lines(羽田=アトランタ直行便)/Augusta Regional Airport(就航路線)
  • The Augusta Chronicle ほか(アトランタ=オーガスタ間の移動・駐車、2026年6月閲覧)

※情報は2026年6月時点のものです。航空便の運航状況や駐車・交通規制は変更される場合があるため、ご出発前に最新情報をご確認ください。